Riya-PhotoSearch

いろいろなところで次世代の検索サービスが模索されていますが、
今後有力視される、メディアタイプのなかで写真の検索があります。
Y!もGoogleもイメージ検索はありますが、あくまでhtml内のテキストマッチに過ぎない。
ここで本当に写真の画像から人物や風景を判別することができれば、
有用には違いません。
(ここ!なんですがriyaを見るまでは人力でやるビジネスモデルもありかなと思ってました。
良く、2chで「勇気が無くて・・・」というスレを昔見たので、やっぱりこの部分は人力なんだと
感心していたものです。まあ、まだその余地はあると思ってますが)
そこで登場したのがriya
以前から、おなじみtechcrunchでも紹介されていましたし、googleが買収するんじゃないかとか、
流れたなどの情報が飛び交ってましたが、
先日、サービス提供開始されていましたので利用してみました。
riya.jpg


まず、やらなきゃいけない作業は、自分の持っている人物像が入った写真のアップロード。
これは、アップローダーを利用して行うのですが、やはり上りは遅い。
まあ、回線をそんなに利用しない作業をしているときに、バックグラウンドで
送らせておけばよいのですが(この辺の一括アップロードは重要ですね)
ちょっと時間がかかります。
何百枚とあると相当時間がかかることが予想されます。注意。
その後、上記のような画面が出てきて、「顔」として判別された人については、
これが誰で(NAME)、どのメールアドレスという項目が登録できます。
次に学習していくことになり、他にその「顔」が入っている画像があれば、
どうように登録していき、どんどん精度を上げていきます。
このあたりまで来て、今回はタイムアップ。
更なる利用はまた今度としたいのですが、
ここまでやっただけでかなりの可能性を感じます。
迂闊に顔写真を公開していると初めのうちは大変なことになると思われます。
たとえば、自分の写真をネットからとられて、mixiやGREEなんかの公開情報から、
個人情報とひもづけて、riyaに登録されると、あなたが街を歩いているときに、
ケイタイ写真をパシャっと撮られてしまえば、riyaにアクセスしてあなたが誰なのかが、
自動的に分かってしまう。
正当な利用をするととてつもなく便利なサービスであることが分かります。無料なところがすごい!
人的には性善説に寄りたいですが、悪用はいくらでもできそうですね。
ノイズの除去。悪玉コレステロールの排除。ネットの世界でどれだけ必要なんでしょうか。