社内ブログって使われてる?

web2.0の波によって、企業内に導入されていった社内ブログですが、当初から社長が広告塔としてブログを使って会社方針などを発表されているのは見ますが、一般企業で(ネット企業の方々はうまく利用されている会社が多い)中にいる社員が積極的にブログを活用して前に出てきているのはあんまり見ないですね。
企業ブログブームの発端となったのは、確かSUNのCEOブログだったと記憶していますが、その後、誰かが守秘義務に抵触してクビになったり、最近話題の内部リークによる社会問題のタネになったりして、終始あんまりポジティブな論調ではなかった気がしています。
一説には社内情報共有は『企業の永遠の課題』と言われ、一昔前のIT投資ブームでこの部分に投資した企業も少なくないでしょう。KnowWhoナレッジマネジメントシステムとしてグループウェアやファイルサーバ、社内掲示板などを導入された企業は非常に多く、それらをベースにして、着実に社内ブログ/SNSはそのプレゼンスを増して企業内に導入されることも多くなっていると聞きます。
しかし、社内ポータルや社内ブログは往々にしてうまく行きません。
僕なりの理由は、ふたつ。
・社内で利用する以上、業務に特化してしまうため面白くない(つまんない)
・ブログ(SNS日記)を書くのは、「0」から「1」にする作業なのでハードルが高い
コミュニケーションはやっぱり楽しくないといけません。これは私の持論。
あと、ブログは何も無いところから書かなきゃいけない。
ブログをやったことがある人なら分かると思いますが、ネタを探すところから始めなきゃいけません。
漫然と日常を過ごすのではなく、「あ、これはブログのネタだ。ウシシ」と常にアンテナを張り続け、それを記憶(記録)し、ブログツールを立ち上げて、書いてみて、編集し、推敲し、ポストするという社員にとってはとても負担になる作業な訳です。特に、一般的な企業であればあるほどブログを書くということが社員にとって負担になるのは想像に難くないでしょう。
そんな、社内ブログがうまく行かない理由をさらに詳しく解説し、これからの情報共有のあり方を紹介するセミナーをうちのコンサルタントが開催します。
毎回好評なので、お時間があえばぜひ。

『社内ブログ導入における4つの失敗理由から導く!
社員に使われる情報共有ツール運営術』

開催日時 2007年12月18日(火) 15:00~17:00(14:30~受付)
【講師担当】 辻 将也  マイネット・ジャパン  チーフコンサルタント
開催場所 ミーティングプラザ新橋
東京都港区新橋1-13-12 堤ビル9F
JR新橋駅日比谷口より徒歩1分
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参加費 無料
定員 12名
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