カテゴリー: books&movies

2015年読んだ本

こちらは本です。 本は結構偏ってしまうので、違う作家のものも読みたいですね。 でも、ハルキストに初期三部作を必ず読め!と言われたので読みました。 初期の春樹いいですねえ。 本のランクは難しいですが、同僚に教えて貰った 四畳半神話体系は面白かった。シュタインズゲート観てからだと、さらに味わい深い。 あと、仕事柄スタートアップ系の本も読みますが、ゼロトゥワンもとても良い本です。仕事やる気になった。 ゼロトゥワン 山賊ダイアリー5 乙一 ZOO2 金持ち兄さんの王道 トムピーターズ ブランド人になれ 七夕の国 金持ち父さんの投資ガイド上級編 青の炎 HARD THINGS 55歳からのハローワーク […]

続きを読む

SHIROBAKOが面白い

最近めっきりブログを書くことができないですが、ずいぶん前にrebuildで聞いてからSHIROBAKO(アニメ)をちょくちょく見ていますけど、結構面白いですね。久しぶりにこう言う続くアニメを見ましたが、ストーリーも面白いし、制作現場のあるあるも多いし、主人公たちも可愛いし、共感できること多いしで楽しく見てます。さらに、制作がピーエーワークスというなんと富山にある制作会社でとても親近感が湧きます。 クリエイティビティが発揮されるようなコンテンツやサービスであれば、TVやネットで配信できるのなら首都圏だろうが、地方だろうが関係ないね。とても勇気が出るというか、俺もそういうスタイルでやりたいなあ、東 […]

続きを読む

グラビティ

グラビティ(邦題:ゼログラビティ)を観ました。 スクリーンで観たいみたいと思ってずーっとレイトショウを検索して隙見つけて行こうと思っていましたが、結局上映期間終了で本日BluRayにて。 もうね、凄すぎる。息つく暇もなさすぎる展開。 演技も音楽も映像も演出もみんなあいまって緊迫感だけ。 最後の水中では、思わず息を止めてしまう。 なんでしょね、オスカー取ったからではないけど、本当に今の最先端の技術や考え方が散りばめられている気がします。 エンタメとしても、映画としても、人生訓としても色んなものが注入されていて、 非常に素晴らしい作品でした。マル。 (ジョージクルーニーはあういう役柄激ハマリですね […]

続きを読む

桐嶋部活やめるってよ

観た。 確かに同一な日の別視点、別人物な進め方も面白いが、個人的にはもう少し主題を絞って欲しかったかなあ。高校生のモラトリアムな日常の中で、何か(桐島)に流されて過ごす毎日と桐島が部活辞めることになって、そこから脱却する過程みたいなのはとっても面白い。しかし、(これは自分が悪いんだけど)この軽い日常的な喪失感から始まる自分探しゲームな感じがスゴイ村上春樹な展開だなあ、と思った。特に落ちないし、そうやって時は進んでいく、みたいな。タイムゴウズバイ。物語、物語。葛藤と恋愛と性と、それが人生。まあ、なんでも良いけど。 神木くん?(映画部部長)の演技がハマってて良かったなあ、あういう演技の幅ってスゴイ […]

続きを読む

コクリコ坂から

観ましたよ。 ジブリ好きの友人からは、ジブリらしく仕上がってるので絶対見るべき! と言われていて、レンタル待ち状態で楽しみにしていました。 結論をいうと、もう一歩!という惜しい感じで、 脚本もいいし、テーマもいいし、キャラクターもそれぞれ入り込めるし、 時代背景も、賛否ある声優のキャスティングまでも良いとさえ思ったんですが、 なんだろう、もう一歩。流れてるサウンドもいいし、印象づけるポイントもいいんだけど、 焦点がどこか定まっていない感じがしました。ノベルを読んでいる人はそれでもいいのかも。 個人的には、変に恋の話に振らなくてもよかったかな、、と思います。 学校と家の環境と家族のルーツと恋の話 […]

続きを読む

さあ才能に目覚めよう

だいぶ前に読んだのですが、結構あたっていたのでオススメです。 さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす マーカス バッキンガム ドナルド・O. クリフトン 田口 俊樹 日本経済新聞出版社 2001-12-01売り上げランキング : 309 チームビルディングに悩む方、管理職の方は特に読むべきだと思います。 前にハーマンモデルによる多様性の強化、 全脳のであることの意義について考えていたことがありますが、 とっても近いと思います。アメリカナイズな個人主義、個人能力礼賛ではありますが、 結局はそれがチーム力にもなるという話ですね。 (その根本的な立ち位置についてstan […]

続きを読む

イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ::banksyバンクシー

会社の人に勧められて観たストリートグラフィティの有名人、バンクシーのドキュメンタリー。 バンクシーはグラフィティ?というと蔑んだ感じの言い方になるらしいので、ストリートアーティスト。 それも、社会的風刺がかなり込められていて、思わず膝を打つような作品が多く、一目で好きになりました。 語り方は、MBW(mr.brain washing)にフィーチャリングさせて進んでいきますが、 バンクシーかっこ良すぎ。ところどころでしかないものの、バンクシーのトークが素敵。 あんまり知らなかったのが残念。本当に作品の持つパワーがすごい。 1枚欲しいくらいですが、本人は家の中で飾るのなんて望んでないんでしょうね。 […]

続きを読む

1Q84

着々と村上春樹を読んでいます。 なんで昔はキライだったのに、今は心地よく読めるようになるんだろう。 感じ方が変わったのか、考え方が変わったのか。 そこまで大きな変化が歩きはしないんだけど。 まあでも味覚も変わったから、気がつかないうちに変わっていくんだ。 どうやら僕は、牛河的な存在が好きみたいだ。 カフカでいうところの、中野さん的な存在。 はじめは得体の知れない、不気味なところがあったけれど、 だんだん人間味が溢れる感じになっていって、 人間くささが出て、それがいい。 NHKの集金人の比喩が味があってよかった。 ときに、自分の領域に入り込んでくる侵入者として、 ときに、外界と心的世界をつなぐも […]

続きを読む

無題

他者との間隔。空気。ぼやっとした微妙な境界。自我。存在と知覚。侵略と防衛。 靴のヒカリ。不作法で傲慢な革靴。 と形式的なスーツ。カバン。 列車に乗る人々はその無自覚であらいがたい方向性が同じであることにどれだけ気づいているだろうか。

続きを読む