イサムノグチ展

前から行ってみたかったイサムノグチ展に行く。
場所は 東京都現代美術館 (MOT)。(TOPページどうにかならないかな。。)
以前YESオノヨーコ展をやっていて行きたかったのだけど、行けなかった。今回初。


嗚呼、確かに。
コンテンポラリーでここまで行くとうなるしかない。
まさに抽象そのものを形に表したような彫刻や絵の数々。
様々な理解や認識を超える。
以下作品リストから
-ツーイコールワン
-この場所
-エナジー・ヴォイド
-無言の歩み
-オクテトラ
-モエレ沼公園
中でもヒットしたのは、「この場所」と「エナジーヴォイド」
花崗岩を切り出し、表面加工して、しかもそれを7片に分けた上で、くっつけてる。なんというか、直感的には古代中国の占いに使われた亀の甲羅みたいな風情なんですが、なにか訴えかけるものがあります。
エナジーヴォイドはただ圧巻。全ての曲線と実体が複雑に絡み合って全体を構成。巨大な、そして石の質感とふくらみ、凹み。
想起したのは、酢豚。(宇宙の神秘)

以下抜粋
歴史の大きな転換点になった出来事を詳しく解析していくと、宇宙線やDNAによく似た図形パターン(「黒豚の耳」と呼ばれる酢豚の形によく似たパターン)が現われると語り、歴史の背後には「神」が存在するかも知れないことを示唆している。
「例えば、DNAとある種の宇宙線の、解析図形が同じだとすれば、生命は、宇宙からやってきたことになります」
「どっからやってきたって、別にいいじゃないか」
「確かにそうです。でもそれだけじゃないんです。例えば、詳細な戦史が残っている歴史を変えたような戦い、そうですね、第二次大戦のミッドウェー海戦なんかは、海軍大学校の八千ページにのぼる公刊資料がありますから、コンピュータ解析できるんですが、それに例の酢豚が出てくるんです。恐くありませんか?」
「神がいるってことか?」
「そうです。スーパーコンピューターでもまだ不足がありますから、もっとすごい解析とシミュレーションができるコンピューターが現れたら、神の存在を証明できると思います。」

屋外中庭でプレイスカルプチャー&オクテトラで遊べると言う工夫はスバラシイ!
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